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2023年
SA 小学生部門
受賞作品

 


最優秀賞
 


『流星の絆』

雲雀丘学園小学校
室 咲貴子(6年生)

 

私が「流星の絆」を選んだ理由は、もともと私は東野圭吾さんの本が好きで東野圭吾さんが書いた作品の中でも「流星の絆」が一番、ハラハラして衝撃を受けるところが多かったからです。

 

見てほしいところは背景と文字の色で、内容に合わせて背景を変えてみたり、文字の色を少し変えている部分があって、主張したいところは赤色の文字にしてみたり、雰囲気によって色の濃さを変えたり赤色以外にも色んな色を使っているのでそこを見てほしいです。


審査員から
 

オープニングから引き込まれます。短い動画の中で、物語の骨子がよくわかり展開も上手いです。話に引き込まれる感覚がありました。全体的にゆったりとしたテンポ感や選曲も、深刻なストーリーに合っています。背景の選択にセンスを感じるので、これを参考に自分で写真を撮ったり描いたりするとよりオリジナルなものになるでしょう。

 

テロップがやや読みづらいのが難点です。文字の色数をもう少しコントロールするとより重要な言葉の印象が強くなります。また、やや単調なので、どこかに印象的な場面を作ると、さらに良い作品になるでしょう。

優秀賞

『クリスマス・キャロル』

広島インターナショナルスクール髙谷 南月 (6年生)

学校の課題として読んだのですが、クリスマスという楽しい行事と本のミステリアスな内容のギャップが興味を持ちました。この動画はほとんどが私が自分で絵を描きパラパラ漫画みたいにしたのを頑張ったので、そこを見て欲しいです。今年は新しいアプリを使って動画を編集したので、難しかったけど、楽しくできました。人がこの本を読んでもらえるような動画を作れていたら嬉しいです。

『111本の木』

​広島インターナショナルスクール

清水とガルシア(5年生)

どうして「111本の木」なのか説明してあり、おもしろい所やドキドキする事もあったのでこの本を選びました。編集する時バックグラウンドと声をあわせるのが大変でした。文字数が多かったからちゃんと全部見えるようにするのが大変でした。決められた日までに終わらせる事ができて良かったです。良いアイデアがあったんだけど、他の人がもうすでにそのアイデアを使っていたから、自分たちだけのアイデアを考えるのが難しかったです。

準優秀賞

『さらに残念な生き物辞典』

啓明学園初等学校

長谷川 友香(5年生)

家でテレビを見ていてたまたまこの残念ないきもの辞典のアニメが出てきて面白かった。図書館で本を見て回っていたらこのアニメの本が出てきてかいました。今出ている本全巻持っています。

『みんなができる地球にいいこと』

広島インターナショナルスクール

井口 颯真(5年生)

この本を読んだら、今地球の環境がどのような状態になっているのかがわかります。珍しい、見たことのないリサイクルの方法などを学びました。編集をしたのは初めてでした。家にあるものを使って写真を撮ったり、編集をしている最中が、自分だけのオリジナルな物を作り出している感じがして楽しかったです。

『ドームがたり』

広島インターナショナルスクール

ニール カンデカ(5年生)

​ぼくは、このほんを、みなさんに おすすめしたいです。 なぜなら、とっても かんどうてきで、いみの ある おはなし だからです。ブックトレーラーをつくるプロセスはたのしかったです。へんしゅうをするのは、むずかしかったです。たくさん、よむれんしゅうをしました。ぼくは、かくのがじょうずになりました。ぼくは、にほんごがうまくなったとおもいます。

『わたしのアメリカンドリーム』

雲雀丘学園小学校

森本 葉南(6年生)

この本を選んだ理由は、ミアの勇気や優しさに感動したからです。アメリカに来て心細い気持ちもあったはずなのに、読んでいけばいくほどに、ミアの成長とアメリカの真実を覆すような思いを見て欲しいです。私はこの本をを読んで単純に面白いだけでなく、人種差別に対する思いが深く感じられました。日本ではそのようなことが少ないため、深く考えることも少ないけど、この本を読んで、一度考えてみてほしいです。

国立市教育委員会 教育長賞

『科学探偵vs.学校の七不思議』

国立市立国立第七小学校
渡邉 美希 (6年生)

 

最初に、怖い本かな?と印象付けてその後に、主人公謎野真実の名言などを入れ、科学で謎を解くクールさや解明した後のスッキリ感を表現したのでご覧ください。

A部門 総評

 

辻 貴司先生

 

アイデアに溢れた作品が多かった印象です。こんな表現方法があったのか!と驚いた作品もありました。総じて、手描きのイラスト、画像素材、テロップのフォント、全体の配色など、楽しみながら作っているのが伝わってくると同時に、それぞれ作り手のこだわりを感じられた作品たちでした。
 

西澤 廣人先生

予告ってどこまで話したらいいのか、とても難しいですよね。いろんな人の作品を見て、自分が読みたくなった時に、その秘密を探ってみるとヒントがみつかるかも。本を紹介しているその人自身の感情が、絵や写真、言葉にあらわれた時に、自分も読んでみようと思うのかもしれません。そうして読みたくなったときに大事なのは、その本のタイトルや作者の名前。最後の画面で、見てくれた人に感謝を伝えたくなる気持ちがわかります。でも、本を探しに行くときに役立つ情報がしっかり見えないと、せっかく読みたくなった人が本を見つけることができないので、もったいないと思います。読んでほしい!という本に出会ったら、ぜひまたBook Trailer を作ってくださいね。楽しみにしています。

西山 光子元編集長・現出版プロデューサー

視覚的に優れた作品が揃っています。これに加え、効果音や音楽がとても上手に使われていて、どれも本への興味をそそる作品になっています。小学生の作品として、質の高さに驚きます。語り手が登場する作品が多くありますが、もう少し話し方を練習するともっと聞きやすく、完成度の高い作品になると思います。

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