『このあとどうしちゃおう』
クラークハイスクール
Emily Dieu(高3)
この本のブックフィルムを作っている間、一番難しかったことは 日本語の訳するスクリプトでした。私の日本語は上手ではありません。
一番好きなことは絵です。この絵は可愛くて、楽しくて、本の主題を合います。
私はビデオを作るのたのしいを考えました。私は皆さんもビデオを見るのたのしいを望みます。
I liked how the book covered a heavy topic with concepts and humor that helped children address death better, since I also had to deal with my grandpa’s death at a young age.
For my video, I tried my best to draw pictures that looked like a child drew them to match the subject and mood of the picture book. I had some trouble with timing the pictures with my audio, but I think it ended up well.
審査員から
この本には応募が多数あり、どれも本の特徴をとらえ、よくできていた。その中でもこのトレーラーが選ばれた理由は、内容を的確に把握し、心で感じた魅力を素直に表現した点であろう。
2022年
C. インターナショナル部門
受賞作品
最優秀賞
『このあとどうしちゃおう』
クラークハイスクール
福田 快翔 (高1)
このブックフィルムを作るのはとても楽しかったです。以前にも参加させていただきましたが、前とは違って手書きでフィルムを作ったので、また違うチャレンジがありました。
本と同じ絵を描くのではなく、オリジナルの絵を描きたかったので、どうやって本の中の出来事を表すのか工夫しないといけませんでした。似ているけれどオリジナルとは少し違う絵を考えるのが面白かったです。チャレンジがいっぱいありましたが、Kinemasterというアプリで音と映像を編集、字幕を自分で作ることもできて、このフィルムを作るのにすごく役立ちました。
Making this book film was very fun. I’ve participated in this competition before, but unlike last time, I used handwritten drawings to make my film this year. There were many challenges because it was difficult to come up with original drawings and draw in general. However, I also enjoyed the challenge of making drawings that were similar yet slightly different from the original. I used an app called Kinemaster, and I think that helped me the most to make this film because I was able to edit videos, music, and sound and make subtitles using this app.
『秘密のスイーツ』
広島インターナショナルスクール
矢野 愛依 (高1)
視聴者賞
今年のブックフィルムでは絵を描くことを一番頑張りました。美術のクラスをとっていないので、読んだ本を元にして背景の比率を調節したり、透視図を使って、本に書いてある情報を正確に描くことが難しかったです。Keynote や iMovie のソフトウェアを編集に使い、効果音をつけたため、現実的に表せている感じが伝わります。このように組み合わせることで、ブックフィルムを見る視聴者は本を読みたくなってくれると思います。
In the process of creating this year's book film, I worked hardest on the drawings. As a non-art student, it was difficult to develop skills, such as manipulating proportion, perspective, and creating scenes based on what I have interpreted from the story, most notably by incorporating details provided by the book accurately to the greatest extent possible. I tried my best to supplement the story development through the use of sound effects and editing on Keynote and iMovie, which conveys realism in the video. With the intention of the combined elements aforementioned, I hope that the audience is convinced to read the book.
優秀賞
準優秀賞
『このあとどうしちゃおう』
クラークハイスクール
Angelea Viduya (高2)
このほんのブックフィルムをつくっているあいだ、 いちばんむずかしかったことは、アニメイトすることでした。わたしは、フレームをかくのに、ながいじかんがかかりました。
The software that I used to animate was Krita. It was really fun to animate for the first time, and I would love to do it again.
『このあとどうしちゃおう』
クラークハイスクール
Yohanna Tagapan (高3)
「このあと どうしちゃおう」の本はわかりやすいからです。この本のブックフィルムを 作っている間, 最も難しいことはキャラクターを描くことでした。絵を描くのは得意ですが、時間がかかりました。 一番好きなことは、音楽とアートスタイルです。アニメーションは音楽によく合います。アニメーションがうまくいったことを嬉しく思います。
The book "What Happens Next?" was easy to understand. While making the book film, the most difficult thing was to draw the characters. I'm good at drawing, but it took time. I liked the music and the art style the most. Animation goes well with the music. I am happy the animation turned out well.
入賞
『自転車少年』
広島インターナショナルスクール
新谷 健人(高2)
初めてブックトレーラーを作りました。使用した編集ソフトはAdobe Premiere Proです。前の学校でかなり動画の編集をやっていたので編集に自信があります。
どのようにブックトレーラーを作るか結構迷いましたがフリー素材を使い作りました。
今回一番頑張った所は編集です。編集で色々なイラストを動かすので時間がかかりました。なぜ南小の3人が現れるシーンを選んだかというと颯太が3人組に会いレースをする事がこの物語の中で重要だと思ったからです。
This is my first time creating a book trailer. I used Adobe Premiere Pro to edit my video. In the previous school, I did a lot of editing so I am confident with my editing skills.
I was not sure on how I will create a book trailer for a little bit of time, but I used free images, music, sound effects to create my video. I did my best on editing, I had to move the images so it took me a lot of time.
I thought that Souta meeting with the three people and racing with them was important in this story. Therefore, I chose this scene.
C部門 総評
辻 貴司先生
どの作品も、イラストやアニメーションが効果的に使われていて、努力の跡を感じます。同じ本の紹介であっても、作り手によってアプローチが異なり、それぞれの意図が見られるのも面白い。ただ、物語の魅力の芯ではなく、そのとなりの辺りを取り上げている作品も見受けられます。より芯にピントが合えば、視聴者への訴求力も高まるでしょう。
西澤 廣人先生
それぞれの得意を生かした作品だと感じました。音や映像を選択するセンスもとても高いです。本を紹介する上では、どこまで説明するかを、かなり悩んだ人も多いのではないでしょうか。作品の世界がどんな感じかが伝われば、謎が多くてもいいのかもしれません。次のチャレンジも楽しみにしています。
西山 光子元編集長・現出版プロデューサー
きれいで楽しいイメージの絵や写真、日本語と英語とのバランスなど、視聴者にわかりやすい表現が魅力の作品が集まっていました。特にイラストと写真、文字を上手に組み込んだ作品(例・Y.Tagapan「このあとどうしちゃおう」)は、それらのコーディネーションがとてもよく表現されていました。また、どの作品もBGMの選曲が上手で、見るだけでなく音でも視聴者を引き付けていました。ほとんどの作品は、本に書かれた多様な問題を自分なりの方法で解決したり、視聴者に疑問を持たせたりすることで、本への興味を抱かせてくれました。
齋藤 優子先生
全ての作品から、本の魅力が伝わってきました。皆さんの作品を見ると、日本語の本を読んで理解する力が高く、楽しんで本を読んでいることがわかります。さらに、自分なりの表現方法で映像や音楽を組み合わせ、視聴者に伝わりやすい作品になっています。第一言語ではない言葉の本を読み、自分の考えを表現することは大変だったと思います。この挑戦に成功したことに自信をもって、これからもたくさん日本語の本を読んでください。