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最優秀賞
 


『夜間中学へようこそ』

広島インターナショナルスクール
バートリンク ジュラーニ(高1)

このブックトレーラーはアニメーカーとiMovieを使って作りました。本の表紙の絵の感じとは少し違いますが、少ない文字でわかりやすくすることと、アニメの表情でうまくまとめることができたと思います。いろんな人に本を読んでもらうために、最後の文章は特に時間をかけて考えました。曲は同じものを何度か使用したところがありますが、結果、それでいい効果が生まれたと思います。


審査員から
 

 

アニメーションがよくできていた。場面に合わせて音楽が使われており視聴者の理解や共感が得やすい。登場人物のセリフとナレーションでストーリーが説明されており、とてもわかりやすい。アニメも良くできている。この作品を見ているだけで、勇気をもらえました。視覚だけで視聴者に訴えることができる素敵な作品だ。

ただ、もっと読者を引きつける終わらせ方があるように思う。自分が読んで一番感動した具体的なシーンを取り上げてみてはどうだろうか。また、最後の文字だけの場面だけだが、単語の途中で改行されていた。そこを直すとさらにクオリティが高くなると思った。


2023年

C. インターナショナル部門
受賞作品


優秀賞
 

『マララの魔法のえんぴつ』

広島インターナショナルスクール
クロイ ライ (中3)

このタスクでは、個人的な経験や記憶、特に子供の頃のアイデアを使用しました。昔影絵人形で遊んでいて、学校の勉強に取り入れようと考えていました。この本のタイトルは最初は私を魅了したので、本を選びました。さらに、読書は私にとって趣味ですが、人々が発言するための素晴らしいコミュニケーションの形です。パキスタンに住む少女たちの生活を反映し、幼い子供たちが理解できる方法で解決する必要のある問題に取り組んでいます。この本は私にインスピレーションを与えてくれました(私は弟にもそれを読みました)そして私はそれを読むことを強くお勧めします。

『マララとイクバル 
パキスタンのゆうかんな子どもたち』

広島インターナショナルスクール

ティダ カーリー(高1)

わたしの日本語はじょうずじゃないです。だからこのプロジェクトはちょっとむずかしかったです。わたしはPowToonをつかいました。これをつかうのははじめてです。ぶんしょうをつくるのがたいへんたいへんでした。最初に絵を描くつもりだったのですが、代わりに動画を作成することにしました。もっとうまくやれたとおもいます。

『アフガニスタンの少女マジャミン』

広島インターナショナルスクール

田中 素理歌(高1)

このビデオを作るプロセスはよりふくざつでした。カバーが好きだったのでこの本をえらびました。えを描くのはよりこんなんでした。私の好きなキャラクターはマジャミンでした。私のけいかくは、いろづきのえを描くことでした。でもむずかしすぎたので白黒で描いてみました。みじかい時間がさい大の問題でした。みじかい時間でも、時間通りにおわりました。


準優秀賞
 

『透明犬メイ』

クラークハイスクール
福田 快翔(高3)

「透明犬メイ」を選んだ理由は先生がこの本を勧めてくださったからです。このブックトレイラーを作るのはとても難しかったです。トレイラー作成にデジタルアートとメンタルキャンバスという描いた絵を3Dにできるアプリを使いました。おかげで不思議な3Dの絵を作る事ができました。しかし、3Dで絵を書くのは想像以上に時間がかかり、このアプリの機能を完全には活かせなくて少し悔しいです。デジタルアートのことを沢山学べて、この本を読めて、楽しかったです。

『ぼくのひまりおじさん』

クラークハイスクール
ニュウェン ション(高2)

ブックトレイラーを作ることは楽しかったです。アニメーショと絵を描くは難しいかったです。デジタルで描くのは初めてだったので大変でした。しかし、絵を描いたりアニメ化す る方法を学ぶことも刺激的でした。

『ぼくのひまりおじさん』

クラークハイスクール

マガナ キャロル (高2)

この本のブックトレーラーを作っている間、一番難しかったことは、音楽を選ぶすることでした。私は、良いBGMを見つける、苦手で、ビートを見つけるのに苦労しました。私が考えたことは、少年が経験していたことに共感できる人がいるということでした。一番好きなことは、絵を描くこと。 楽しくてかわいくて、本の題材に合っているので、この描き方が好きです。


C部門 総評
 

辻 貴司先生

 

原作のストーリーに沿って作られ、すっと内容が頭に入ってくる作品が多かった印象です。映像化にあたって準備された、イラストやアニメーション、影絵など、作り手によるある種アナログ的な仕事にとても惹かれます。作品への理解の深さと、それを他者へ伝える表現力を兼ね備えた、魅力的な作品に多く出会えました。

西澤 廣人先生

インターナショナル部門の作品は、社会に目をむけ、自分の見方をバージョンアップさせる作品だなと感じました。本を読み、感じ、考えることで、世界の見え方は変わってくると思います。そうした自分の変化や感情も、作品の中にもっと入れてもいいのかもしれません。本を読んで感じたことを考えながら描いた絵や撮った写真を入れることも、見る人にあなたの感情を伝えることにつながると思います。

西山 光子元編集長・現出版プロデューサー

これらの作品で印象的だったのは、アニメーションの使い方がとても上手だったこと、そして切り絵という昔からの手法を使ったものもあり、創作のバリエーションが広いことが感じられました。選んでいるどの本も、「生きること」をテーマにしており、そうした内容を形にすることの難しさを体験したことでしょう。それぞれがバランスのとれた優れた作品になっています。

齋藤 優子先生

インターナショナル部門に参加された皆さんへ。 この部門に参加された方には、日本語学習の一つとしてブックトレーラーに取り組まれている方も多いと思います。その意味で、皆さんが自然な日本語の文章を使えていることに驚きました。日本語の本を一冊読んで理解し、そこで得た自分の考えを表すコミュニケーションツールの一つとして、皆さんには日本語がある。素晴らしいと思います。映像や音楽を組み合わせて、日本語話者の心に伝わる作品が多くありました。この成功に自信をもって、皆さんがこれからも本をたくさん読んでくれることを願っています。

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